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つながりについて
はじめに
自動車登録をした後に、結婚等で姓が変わったり、引越し等で住所が変わる場合があります。 氏名のつながりは戸籍法に基づく戸籍謄抄本で、住所のつながりは戸籍法に基づく戸籍の附票や住民基本台帳法に基づく住民票、原住民票(はらじゅうみんひょう)及び除票で行います。
用語の説明
戸籍謄本は市町村に本籍を定める一組の夫婦及びこれと氏を同じくする子ごとに編成されます。但し、子が新戸籍を編成したときは子と氏を同じくするその子ごとにこれを編成する。
戸籍抄本は上記のものの一部(一名)の写しです。
住民票は、住民の住居関係を公証するものです。
戸籍の附票は、戸籍関係と住民票を関連させ、住民票の記載内容の正確を期するために作成されるものです。
原住民票は、どこどこの住所がでるものと明確に言えば、(例えば前住所などが)出てくる場合もありますが、自治体によって使っている機械が違い、住民票の記載方法が異なるので、でてこないときもあるようです。
※実際には様々な例があり、これらの組み合わせでつなげていく必要があると思われます。大分市では、住民票関係は概ね300円程度、戸籍関係は概ね500円程度ですので、時間・費用の面からもっとも効率の良いものを選択する必要があります。
例1. 検査証の住所は大分市東浜1−4−6なのに現在の印鑑証明の住所は大分市大津町1−13−5になっている場合は、大分市で大津町1−13−5の住民票を取れば前住所が出てきます。
例2. 検査証の住所は別府市朝見1−1−1なのに現在の印鑑証明の住所は大分市大津町1−13−5になっている場合は、大分市で大津町1−13−5の住民票を取れば前住所が出てきます。又は、別府市で除票を取れば転出先である大津町1−13−5が出てきます。自分の住所に近いほうで取るのが良いでしょう。
例3−1.検査証の住所は大分市東浜1−4−6なのに現在の印鑑証明の住所は大分市大津町1−13−5になっている場合で、これが前々住所の場合、大分市で大津町1−13−5の原住民票を取れば前住所や前々住所が出てきまが、窓口で明確に前々住所を言って下さい。
例3−2.上記の場合で本籍地がずっと大分市であれば、大分市で戸籍の附票を取れば住所のつながりが出ます。
例4. 検査証の住所が、現在の住所の2つ以上前で、戸籍の附票を取ったら本籍地が変わっている場合は、(転籍している)住所のつながりが切れます。そのような場合は、戸籍の附票に新本籍地が載っていればよろしいのですが、載っていなければ附票に載っている本籍地で抄本を取り、新本籍地を予想して(誰々と入籍とか載っていれば、多分そこでしょう。)新たに戸籍の附票を取る必要があります。
例5.氏名が変わっているときは、本籍地で戸籍謄抄本を取れば良いです。
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